- 最初に
- 相場と自然現象
- 有機性
- 相場で利用できる、自然現象を測るツール
- 波の数
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・エクステンション(フィボナッチ・エクスパンション)
- フラクタル構造
- 関連記事
最初に
基礎的な説明はしていないので、それは、適当にネットをあさってください。
相場と自然現象
あまり気づいている人は多くないけど、相場というのは、実は、自然現象だったりもする。
自然現象と気づけない理由は、人の行動が絶対だという錯覚があるから。
実は、人の行動というのは、そこまで絶対的ではない。
驚くほど、相対的に動かされてしまっているのが現実。
そして、そのことに、気づけていない人と、多少は気づけている人がいるだけ。
人間も結局は、自然の中にいる以上、人間の行動は無意識的に、自然現象の影響を受けてしまう。
有機性
相場は、自然現象である以上、当然ながら、有機的に動く。
相場で利用できる、自然現象を測るツール
一般的な、自然現象の影響を図るツールとして下記のようなものがある。
波の数
相場というのは、なぜか、3が多い。
正確に表現すると、3の波のフラクタル構造。
チャートをよく見ていくと、至る所に、この3が出てくる。
この、3というのは、もしかしたら、何らかの自然現象の影響なのかもしれない。
詳しくは関連記事参照。
ヘッドアンドショルダー、ダブルトップ
3の波のフラクタル構造であるということは、トレンド転換では、常に、ヘッドアンドショルダーが形成されるはず。
つまり、ダブルトップというのは、ヘッドアンドショルダーが崩れているため、そのように見えているだけなのかもしれない。
シングルトップは、上昇と下降の勢いが強すぎて、波がつぶされて見えなくなっているだけの状態かもしれない。
つまり、フラクタル構造になっている以上、パーツのようになってしまう単位の波は、シングルトップに見えてしまう可能性もある。
フィボナッチ・リトレースメント
チャートにフィボナッチ・リトレースメントを当てると、ぴったりと止まる場面があるのがわかる。
チャートは自然現象である以上、自然な場所であるフィボナッチに影響が出るのはわかる。
なんで、そうなるのかと問われると、それが自然現象だからだとしか言いようがない。
ただし、科学的に考えると、一つの波に対してだけの影響になるはず
例えば、上昇と下降のワンセットの波があるとしたら、上昇に対してフィボナッチ・リトレースメントが当てはまり、下降に対しても別のフィボナッチ・リトレースメントが当てはまるはず。
つまり、上昇のフィボナッチ・リトレースメントがそのまま下降の値動きの予想で使えるのは、完全なレンジの状態の動きだけの可能性がある。
実際に、フィボナッチ・リトレースメントを当ててみると、完全なレンジの時以外では、上昇のフィボナッチ・リトレースメントが下降ではあまり機能しないときが多い気がする。
そのような場合でも、下降は下降で、別のフィボナッチ・リトレースメントを当てると、ぴったり当てはまることが多い。
ようするに、フィボナッチ・リトレースメントは、片道でしか、本当は、機能していない可能性がある。
もちろん、この認識自体が間違っていて、上昇のフィボナッチ・リトレースメントが下降に対しても、何らかの理由で利用できる可能性もある。
実際に、どのような影響が起きているか確認する際
フィボナッチの影響を確認するときは、フィボナッチ・リトレースメントは、3本線ではなく、5本線で確認してみると、面白いことに気づくと思う。
相場が、フィボナッチにそって動いていることがよくわかると思う。
その結果、当ブログが、相場が自然現象と推測しているのが納得してもらえると思う。
ただし、実際にエントリーで利用するのは、おのおの好きな本数でいいと思う。
理論上、利用できそうなか所
上記の通り、フィボナッチ・リトレースメントは、片道でしか利用できない可能性が高い。
そうなると、
- 完全なレンジの時の、戻りの値動きの目安にする。
- 波が折り返していない状態で、フィボナッチ・リトレースメントを当てて、現在の波が、どの状態にあるのかの目安にする。
このやり方は、完成していない波から推測するため、変な誤解をしている可能性も考慮する必要があると思うので、高度なやり方だと思う。お勧めはしない。どちらかと言えば、非推奨のやり方。
このくらいしか利用できないかもしれない。
フィボナッチ・エクステンション(フィボナッチ・エクスパンション)
こっちも、効くときはやたらと効く気がする。
この機能は、複数の波の、最初の波のフィボナッチを生成して、それを、2つ目の波に、拡張しながら当てはめている。
これの根拠は、複数続く波の、最初の波の影響が、その後の波にも表れると仮定して、フィボナッチ的に、影響がありそうな場所を推測するものだと思う。
科学的に考えると、フィボナッチ・リトレースメントよりは、若干、根拠に乏しいかもしれない。
1.618、2.618、3.618以外にも、1、2、3も表示しておいたほうがいいかも。
例えば、2回目の波の頂点が、1.618で、3回目の波の頂点が2ということも起こるので。
こっちは、フィボナッチ・リトレースメントと違って、完全なレンジ以外でも、何となく、機能している気がする。
なぜなら、当然のことだけど、片道で利用できるツールだから。
利益確定の目安にしたりするのは悪くないかもしれない。
ただ、マーケットスピード2では使えないので、
その場合は、別のツールを併用するか、併用するのが面倒だったら、利益確定のタイミングは、3回目の波にするとか工夫が必要。
または、フィボナッチ・リトレースメントを最初の波にあてて、あとは、手動でそれの位置を2つ目の波の始点にあわせて、少しづつずらしながら、手動でフィボナッチ・エクステンションをするという方法もあることはある。
フラクタル構造
フラクタル構造も、自然現象として、起こることなので、相場でも、当然ながら、起きるであろうことは予想がつくし、そのような場面も多い。
相場の、フラクタル構造については、詳しくは、関連記事参照。
関連記事
波の数の説明
フラクタル構造の説明
フィボナッチについて詳しくはこちらの先生。
画像提供元: PAKUTASO/ぱくたそ
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— zakkiのブログ (@zakkinoblog) 2022年3月17日
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