- 仕事が好きと言っている人のカラクリ
- 単純な、思考実験をすればわかる
- つまり、そういうこと
- あともう一つ
- そうなると、
- もう一つ簡単な立証
- だから、
- 例外の可能性
- もうひとつ面白い思考実験をしてみよう
- このことを、思い出すとわかるかも
仕事が好きと言っている人のカラクリ
世の中には、本気で、仕事が好きと思っている人がいるので、現実を解説する。
仕事が好きという人は、仕事が好きなわけではない。
仕事が好きという人は、仕事で得られる報酬の多さが好きなだけ。
単純な、思考実験をすればわかる
例えば、大金を稼いでいる経営者がいたとする。
その人が、「仕事が好きだ」と言っていたとする。
もし、その人が、
資産がなくなり、
低賃金で、
狭い不便な家にしか住めず、
通勤時間が長くて疲弊する状態になるとする。
さらに、
その状態から、いつまでも抜け出せないと知っていたとする。
この場合、この人は、仕事が好きというだろうか。
100%言わないだろう。
つまり、そういうこと
仕事が好きな人が成功しているのではない。
現実は、収入が増えると、仕事が好きだと錯覚していくだけということ。
それ以外は何もない。
この手の話は、ちゃんと裏で働くカラクリを理解しておいたほうがいい。
成功者の中には、この心の動きを、正確には把握できていない人のほうが多いようにみえる。
あともう一つ
収入が増えると、環境が整えられる。
そうなれば、必然的に、仕事が好きな錯覚が増していく。
そうなると、
好きなことを仕事にするという考えも結構無理が大きい。
収入が低く、環境が悪いと、好きとは言えなくなっていくだろう。
好きなことというのは、快適な環境下でしか、好きとは言えなくなるのだろうと思う。
もう一つ簡単な立証
正確には、「立証」ではなく「立証かもしれない」ことだけど。
子供が好きな職業とは何だろうか。
それは、上位は全て収入が多い仕事になっているのが現実。
つまり、子供のころから、意識的にも、無意識的にも、お金が多くもらえる仕事が好きな気がしている状態。
こんな形でも、好きな仕事は、収入が多い仕事と立証できてしまう。
だから、
あなたは、おそらく、その仕事が好きなのではなく、その仕事で得られる報酬が好きなんだと思う。
誤解してほしくないのだけど、
別にそのことを責めているわけではない。
これは、普通のことなので、当たり前のことでしかない。
例外の可能性
現実にいるかどうかわからないのだけど、
収入が少なくても好きな仕事をしている人が、この世にいるかもしれない。
今まで、一人も見たことはないけど。
その場合は、もしかすると、本当に好きなのかもしれないが、
おそらくは、このどれかだと思う。
- よくよく調べてみると、実際には、収入が多い。
- 本当は好きでもないことを、好きだと言い張っているだけ。
- たまたま、適性があっていたから、ぼちぼちこなせているだけの状態を「好きなことを仕事にしている」と定義している状態。
もうひとつ面白い思考実験をしてみよう
人の為と書いて、偽りと読む。
ということは、よく言われることだろう。
実際そうだと思う。
ただ、これが、仕事の場合はどうだろうか。
仕事というのは、人の為になることしか、仕事にはならない。
ただ、それは偽りとは言わない。
なぜなら、報酬が得られるから。
人の為と書いて、仕事と読むのが、現実だと思う。
偽りと仕事の違いを見るとわかると思うけど、それは、報酬があるかないか。
報酬があるかないかで、意味が異なってくる。
つまり、キーとなるのは、やはり報酬のほうということでもある。
すべて、そここそが、関わってきている。
そして、そのことに気づいていない人は、気づいていないだけ。
このことを、思い出すとわかるかも
あなたが、仕事を好きと感じ始めたのは、いつ頃だろうか。
収入が増えた時だったと思うけど。
画像提供元: PAKUTASO/ぱくたそ
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— zakkiのブログ (@zakkinoblog) 2022年4月25日
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